理科準備室  4.物 理 関 連

:ここでは、ポイントをあげておきますが、必ず問題演習を行ってください。


熱 量

1cal=1gの水の温度を1℃上げる熱量


ばねののび

ばねののびは、加えた重さに比例する。


圧力と水の圧力

圧力=重さ÷底面積
水の圧力は、深さに比例。水中の物体は、その物体と同体積の水の重さに等しい大きさの浮力をうける。


オームの法則

電流は並列で分かれ、電圧は直列で分かれる。

@電流計・電圧計
:分かれないようにつなぐ。電流計は直列に、電圧計は並列に、つなぐ。

A直列・並列(電流・電圧・抵抗)
:電流(単位はA アンペア)〜並列で分かれる
:電圧(単位はV ボルト)〜直列で分かれる
:全抵抗(単位はΩ オーム)〜直列では、総和。並列では、逆数の総和の逆数。

例 2Ω、3Ω、6Ωの抵抗が並列につながっている場合には、1/2 + 1/3 + 1/6=1となり、全抵抗としては、1Ωとなる。

Bオームの法則
:電圧=電流×抵抗

C熱量(ジュールの法則)
:発熱量(単位cal カロリー)=0.24×電圧×電流×秒

D電力・電力量
:電力(単位W ワット)=電圧×電流
:電力量(単位W時 ワットじ)=電力×時間


陰極線

真空放電のときの、電子の流れ。通常は直進する。

磁石を近づけたときには、@N極を近づけると、N極に近づく方向に曲がる。AS極を近づけると、S極から遠ざかる方向に曲がる。
交差するように、電極を近づけたときには、+極の方向に曲がる。


電流と磁界

図が描けないので、説明するのが困難です。参考書等で確認してください。^^;
項目としては、@導線AコイルBU字型磁石C電磁誘導などです。



これも、図が描けないので、説明するのが困難です。参考書等で確認してください。^^;
項目としては、@合成・合力A分解・分力の2つです。


運 動

@等速直線運動
読んで字のごとく、速さが一定(=等速)で方向が変わらない(=直線)運動(動き)のこと。
周りから、なんらかの力が働かない限り、動いているものは、必ずこの運動になる。
(地球上では、重力や摩擦力、空気抵抗などの周りからの力によって、等速直線運動は、まず見られません。)

A慣 性
周りから、なんらかの力が働かない限り、@静止している物体は、静止しつづけるA運動している物体は、等速直線運動を続ける。

B落 下
落下するさいには、その速さは徐々に増していく。物体の重さには、影響を受けない。


仕事

@仕事・仕事率
仕事=力の大きさ×動いた距離:単位(g重cm)
仕事率=仕事÷時間:単位(g重cm/秒)など。

A仕事の原理
道具を使っても、手動で行う場合には仕事量は変わらない。

B滑 車
滑車を使っても、使わなくても、仕事量は変わらない。(仕事の原理より。)
定滑車(滑車の位置が固定されているもの)と動滑車(滑車の位置が固定されていないもの)を比べても、
動滑車は、必要な力は半分(1/2)ですむが、動かす距離は2倍になり、計算上の仕事量は同じになる。

C位置エネルギー
高い位置にある物体が持っている力学的エネルギーのこと。
高い位置のものほど、エネルギーは大きくなる。

D運動エネルギー
運動している物体が持っている力学的エネルギーのこと。
速いものほど、エネルギーは大きくなる。

E位置エネルギーと運動エネルギーの関係
例えば、坂の上からボールを転がす場合
坂の上では、位置エネルギーは最大で、運動エネルギーはゼロ。
坂の下まで転がってきた場合には、位置エネルギーはゼロ、運動エネルギーは最大。
(坂の上での)位置エネルギー+運動エネルギー=(坂の下での)位置エネルギー+運動エネルギーとなる。


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