5.各ルートの解説
(6)都立看護学校の今後

都庁のHPから行ける、都衛生局のHPの中に、「調査・報告」というページがあり、そこに、
「都における看護職員養成に関する検討会」最終報告について
という文章が掲載されています。(以下、最終報告と略記。)

※PDFというファイル形式なので、見るためには、アクロバットリーダーというフリーソフトが必要になります。
 最終報告があるページから、ダウンロードできるHPへのリンクがはられていますが、ファイルサイズが大きいので、パソコン雑誌の付録のCD-ROMからインストールするほうが、楽だと思います。
(ネットからダウンロードする場合には、かなり時間がかかると思います。)
 もちろん、すでに、インストールしている方は、この作業は不要ですが・・・。



詳細については、「最終報告」を読んでいただきたいと思いますが、
都立看護学校の再編成
というのが、メインになっています。

※「最終報告」自体は、言ってみれば、提案書的なものなので、
すべてが、これらに書かれている通りになると決まっているわけではない、
ということは、おさえておいて欲しいと思います。



「最終報告」によれば、
一部看護学校の大学化
というものを視野に入れながら、


(保健学科)大学などでの教育が望ましい。
(助産学科)大学などでの教育が望ましい。
ということで、都立看護学校(専門学校)は、中長期的には、廃止の方向で検討すべき、
大学での養成を促進することで対応すべき、となっています。


(看護学科 3年課程=レギュラーコース)
都立看護学校の中核として、一層の充実強化し、(しかし)、養成数を適正化し、再編整備すべき、となっています。


(看護学科 2年課程=進学コース)
中長期的には、廃止の方向で検討する、となっています。


(准看護学科)
都立での養成は速やかに廃止する方向で検討すべき、となっています。
(「速やかに」ということで、すでに、募集停止となりました。)



以上をまとめると、
都立の看護専門学校の再編方針では、3年課程(レギュラーコース)に一本化していく、としています。

なお、ここでの「中長期的」というのは、10年程度をめどに、ということで、今すぐということではないようです。

くどいようですが、「最終報告」は、あくまで、これからの方針への提案ということで、決定ということではありません。
また、都立の看護専門学校についてのことなので、都内の都立以外の看護学校や、他府県のこととは、直接的な関連は、ありません。


※詳細については、必ず、「最終報告」の原本を、ご覧ください。

※この件につきましては、「最終報告」に書かれていることしかわかりません。ご質問等をいただいても、回答できないと思いますので、ご了承ください。


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