このページの最終更新日 2005.05.17

6.Q&A (3)奨学金

Q:経済的な余裕が、あまり、ありません。
  奨学金には、どのようなものがあるのか、教えてください。



A:


 経済面の問題をクリアするために、准看護学校へ通いながら病院勤務をする場合には、病院からの奨学金を利用することも、方法の一つですが、 そのことについては、准看への道の「4.奨学金・お礼奉公について」を、ご覧ください。

 ここでは、日本学生支援機構(旧日本育英会)の奨学金国民生活金融公庫の進学ローンについて説明します。

 以上2つの他にも、自治体独自の奨学金・修学資金や、銀行の教育・進学ローンなども、あります。

※ご注意! ここで、取り上げたものは、いずれ返済が必要なものですので、やむを得ない場合のみに、限定して、返済計画についても検討の上、慎重に、ご利用ください。



日本学生支援機構
:社会人の場合には、通常は、進学後にしか利用できません。
(入学後の、4月もしくは5月くらいに募集があります。)

 ですから、入学金などに使うことは、事実上不可能とお考えください。

 貸与は、月単位となります。

 また、利用するにあたっては、所得の上限・以前の学校での成績など、さまざまな条件があるため、希望者全てが、利用できるわけではありません。

※一種、二種とあって、二種のほうが、比べれば基準は緩やかになっていますが…。

詳細については、日本学生支援機構へ。

・用語解説
(1)専修学校(専門課程)
  :高校卒業(見込みを含む)や高卒認定・旧大検合格などが入学要件〜例)レギュラーコース
(2)専修学校(高等課程)
  :中学卒業が入学要件〜例)准看護学校
 ※准看護学校には、各種学校扱いのところもあります



国民生活金融公庫
「国の教育ローン」

 200万円以内であれば、一括で借りられるので、入学金などに充当することは、可能。
 また、申し込みは一年中おこなっているので、合格前でも可能。
(実際の契約は、合格後になります。)

 また、各種学校も対象となっていることや、所得の上限があるものの、かなり高めになっていること、さらには、入学金などだけではなくて、教科書代・受験料・その他にも使えること等、利用しやすいものになっています。

詳細については、国民生活金融公庫へ。



自治体の奨学金・修学資金の一例=東京都の場合
 対象は、看護学校(准看護学校を含む)の在学生なので、入学後に、学校を介して申し込むことになります。

詳細については、東京都の奨学金制度



銀行の教育・進学ローン
 特定の銀行をあげて、紹介するわけにもいかないので、詳しいことは、各銀行のHPなどを、ご覧になってください。



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