2.看護婦・看護士への基礎講座 (4)看護学校受験の現状
2001.4加筆・修正


ここでは、看護学校受験について、全般的なことを書いてあります。

なお、当HPにおいては、
※社会人受験というのは、
 社会人経験(主婦業等も含む)のある人が、受験するという意味合いです。
※社会人入試というのは、
 「社会人入試」という推薦入試の一つのパターンのことを指しています。

1)社会人受験生の増加

社会人経験者の受験生の数は、年々増加しているように思います。

このことは、不景気ということだけでなく、「やりがい」を求めてなどの理由も大きいような気がします。

自分の年齢でも大丈夫かと心配する人も多いでしょうが、社会人受験生そのものは、珍しいものでは、なくなってきているのが現状です。

この傾向は、これからも続いていくことが予想されます。


2)社会人入試導入の増加

社会人受験生の増加ということもあり、社会人入試を導入する学校も増加傾向にあります。

このことは、看護学校側も社会人経験のある人のメリットに期待している部分がある、ということも表しているように思います。

ただ、各学校の社会人入試の枠は、それほど大きくないので、社会人入試そのものは、ある意味、一般入試よりも、合格するのは、むずかしいような気もします。

また、小論文や面接だけで、判定されることが多く、その基準がはっきりしないので、対策が立てにくいという側面もあります。


3)准看護学校・進学コースの学校の減少

准看護学校と進学コースの学校については、年々、少しずつ減少しています。

一気に少なくなってしまうことは、現状では、考えにくいとは、思いますが。

ただ、ガイドブックに掲載されている学校でも、募集停止になっている場合もありますので、必ず、確認をするようにしていていください。


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