0.英語のポイント

 英語の問題では、「知っているか」かどうかが、問われるものが多くなります。 要するに、「暗記」が重要なポイントになります。

 例えば、こんな感じです。

<例題>
(  )内に適する語句を1つ選びなさい。
A:This is a present for you.
B:Thank you very much.
A:(           ).
 @No,thank you.
 AI’m sorry.
 BYou’re welcome.
 CHere you are.

 これは、「ありがとう(Thank you)」に対して、どう答えるかということです。 日本語で考えれば「どういたしまして」ということになりますが、英語で言うとどうなるのか? それを、知っているかどうか(覚えているかどうか)ということが、カギになります。 考えればなんとかなるというタイプの問題ではないですよね。(消去法でいけば、解ける場合もありますが、いつも有効とは限りません。)

 対処法は、覚えておくということになりますが、問題を解きながら覚えるという方法が一番良いと思います。

 いきなり、問題集にとりかかってみてください。わからなくても、選択式の問題であれば、選ぶことはできますよね。(最初は、カンでいいと思います。) 解き終わったら、解答をみます。(まぐれ当たりも含めて)間違えていたら、解説等をよく読んで、とりあえず、その場で一回納得してください。

 その作業が終わったら、また同じことを繰り返します。あとは、できるようになるまで、何回もやるだけです。

 そのとき、日付と正解・不正解の記録をとっておくと、あとあと役に立ちます。 例えば、5回問題を解いたとします。5回続けて正解したものは、あなたにとって覚えやすい問題ですから、このまま放っておいても、おそらく受験日まで忘れることはないでしょう。 逆に、5回続けて間違えていた問題は、あなたにとって覚えにくい問題ですから、これから本腰を入れて、さらに繰り返しおこなっていく必要があるということです。

 できないものをやらなければならないというのは、つらい(おもしろくない)ものなので、ついつい敬遠しがちですが、本当は、そういうものほど余計にやらなければ、苦手なままになってしまいます。

 できることをやるのは、楽しいし、気も楽なのですが、「できることはやる必要はありません」。 その分、できない問題に時間を割いてください。できないことをできるようにするのが、受験勉強なんですから。

<まとめ>
@英語の学習は、覚えることが中心。
A覚える時は、問題演習で。
Bできるまで、繰り返す。
Cできることは、やる必要がない。できないことをやる。
こんなところでしょうか・・・。細かいことは、次章以降に。(^^ゞ


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