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鉄ちゃんへの道〜黎明期


鉄ちゃんというのは、わかりやすく言うと、鉄道マニアということになるかもしれません。

そんな鉄ちゃんには、いろいろな流派があります。

pochiは、ただ単に「乗ることが好き」なだけで、あとは、それに付随した「時刻表マニア」の面がある。それくらいかもしれません。

写真を撮ることもありませんし、グッズを集めることもありません。

そんなpochiの、「鉄ちゃんヒストリー」を書いてみたいと思います。




何歳くらいから、という記憶は定かではないのですが、電車に乗ると、運転席の後ろにへばりついて、眺めている。そんな子供でした。

座席に座るときも、靴を脱いで、正座して、窓の外を見られるように、後ろ向きに座る。それも、お約束でした。

ただ、先頭車両に乗るようにとは、いつも心がけていました。

車両と車両のつなぎ目の部分って、ありますよね。

あそこに「幌」というのがあるのですが、pochiは、あの布みたいなものだけで、つながっていると思っていました。
(子供とはいえ、ホントに、おバカ。^^;)

「あんな頼りないものは、いつかちぎれるかもしれない」
ちぎれてしまったら、その後ろの車両は、取り残されることになりますから、そうならないためには、先頭車両に乗れば安心。

周到な計算が、そこにはあったのですが、まあ、pochiはpochiですから・・・。^^;



そんなpochiが、初めて「時刻表」を買ったのは、小学校3年生のときだったと思います。

一番小さな「時刻表」だったのですが、乗った事もない特急の名前や、行った事もない駅の名前に、すっかり魅せられてしまいました。
「時刻表」を読みふける毎日が、始まりました。

5年生になると、ついに、大判の「時刻表」デビューを果たします。(お小遣いがUPしたので、毎月買えるように、なったので。)

学校にも、持っていって、休み時間には、よく眺めていました。

それを、担任の先生が、見ていてくれたんですよね。
「そんなに好きならば」ということで、「机上旅行クラブ」というのを作ってくれました。

一体、何人集まるのか、という心配をよそに、二十人以上が参加することになりました。
その多くは、学童保育を利用している子でした。

(pochiは、ドッジボールが好きで、放課後も、遅くまで残って、学童保育のメンバーとやっていました。 pochi自身は、学童保育とは、関係なかったのですが・・・。 そのとき、電車の話しをよくしていましたから、みんな感化されてしまったようです。^^;)

でも、今考えると、クラブの時間になると、二十人以上の小学生が、時刻表を眺めている姿って、異様だったのではと思います。

そこで、冬休みの最終日を使って、日帰り旅行をしようという計画がもちあがりました。
(旅費は当然、お年玉から出すということで・・。)

各自が、計画を立て、最終的に、多数決で行き先を決定することになりました。

pochiは、野辺山・清里を目的地にしました。

当時の清里は、まだ観光地として、注目される前で、先見の明があったということなら、格好いいのですが・・・。

pochiは、ただ単に、日本で最も高い位置にある駅に行きたかっただけでした。^^;


で、行き先は、pochi案に落ちつきました。
「日本一高い駅」というのは、鉄ちゃんにとって、「猫にマタタビ」ということなんですよね。(^^ゞ

これが、5年生の冬でした。


野辺山・清里で、味をしめたpochiは、次の野望に燃えることになりました。
実行するのは、6年生の冬。(当然、予算の関係で・・。)

行き先は、北海道!
同級生との二人旅です。

ただ、予算が足りないので、札幌に住む親戚の家に行って、お年玉をもらい、それで、帰りの旅費を工面するつもりでした。
(やりたいことは、とにかく、やってしまえ、という性格は、この頃からのようです。^^;)


でも、pochiはやっぱりpochiなんですよね。
思いがけないことが、起こってしまいました。

年末年始は、窓口も混み合い、指定券の入手が、困難になります。
そこで、購入希望者は、申し込み用紙を提出し、整理券を受取ることになります。

整理券には、申し込み日と番号が書いてあります。
後日、駅に、番号と指定券が取れたかどうかが、張り出されることになります。

で、番号の横に、○がついている場合は、整理券を持っていって、購入するというシステムでした。


張り出されるその日、駅に行ったpochiが目にしたものは・・・。


「○○くん(pochiの本名)、駅長室まで来てください」

なんと、
子供の指定券2人分だけを、申し込んだために、
「家出」と間違えられたのでした。^^;


怖くなってしまったpochiは、番号の横の○をうらめしく思いながら、駅長室に行かずに、そのまま帰ってしまいました。

ところが、駅からの電話が、すでにかかってきていたのでした・・・。
その後の展開は、ご想像の通りです・・・。^^;


ただ、こんなことで、あきらめてしまうpochiではなく、「北海道行きの夢」を胸に抱いたまま、実現する日を待つこととなります。


「鉄ちゃんへの道〜初恋」へと、続きます。
(これは、北の国から、なのか?)


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