超苦手克服講座 英語編
整序英作文(並び替え問題)
問題と解説 1
ここでは、問題演習をおこないながら、整序英作文に対する感覚をつかむことを、目的としています。
大事なことは、「英語は、重要な順番に、単語が並んでいる」ということと、英語を話す人たちが感じる重要な順番をつかむことだと思います。
※整序作文の問題には、日本文が書いてあることが多いのですが、それらは、省略があったりして、逆にわかりづらい場合があります。
そのため、並び替えしやすい日本文にすることが、必要になることがあります。
※解答は別ページにあります。
1、あなたのお便りを楽しみに待っています。
I'm(アhearing イforward ウto エfrom オlooking) you.
<解説>
これは、2つの熟語を知っているかどうか、が鍵です。
*look forward to 〜ing=〜するのを楽しみに待つ
*hear from 〜=〜から手紙をもらう(〜便りがある)
「私は、あたなからの便りを楽しみに待っています」
私は→楽しみに待っています→便りを→あなたからの
2、私はあなたにもっと勉強して欲しいです。
I(アto イwant ウharder エyou オstudy).
<解説>
*want to 〜=〜したい、ですが、want 人 to 〜=人に〜して欲しい
「私はあなたにもっと勉強して欲しい。」
私は→して欲しい→あなたに→勉強を→もっと
3、あなたは大阪へ行ったことがありますか。
(アto イhave ウever エyou オbeen) Osaka?
<解説>
*Have you ever been to 〜 ?=(あなたは) 〜へ行ったことがありますか?
これは、丸暗記してもいいと思います。
4、もう一杯水をください。
Please(アme イglass ウof エgive オanother) water.
<解説>
*a glass of 〜=コップ一杯の〜、ですが、もう一杯=another glass of となります。
another=もう一つの、という意味です。
「どうぞ、私に、もう一杯水を与えてください。」 *これは命令文の一種ですので、主語がありません!
どうぞ〜してください→与える→私に→もう一杯の 水
5、彼の15回目の誕生パーティーを開くとのことです。
He says he(アfifteenth イis ウhis エto オhave カgoing) birthday party.
<解説>
*be going to 〜=〜するつもり
「彼は、彼が15回目の誕生日パーティーを持つつもりですと、言っている。」
彼は→言う(言っている)→彼が→〜するつもり→持つ(開く)→彼の 15回目の 誕生日パーティー
6、彼のお母さんはケーキを作るのがたいへん上手です。
His mother(アmaking イis ウcakes エvery オat カgood)
<解説>
*be good at 〜=〜が上手(得意)、be very good at 〜=〜がとても上手(得意)
「彼のお母さんはケーキを作るのがたいへん上手です。」
彼のお母さんは→たいへん上手です→作るのが→ケーキを
7、楽しいパーティーになると思います。
I hope(アtime イwe ウhave エgood オwill カa) at the party.
<解説>
*have a good time=enjoy=楽しむ
*hope=〜を望む、〜だと思う(良い事を思う)
「私は、私達がパーティーで楽しむ(楽しめる)だろうと、思います。」
私は→思う(望む)→私達が→だろう→楽しむ→パーティーで
8、彼女は上手に絵をかくことができます。
She(アwell イto ウpicture エis オdraw カable キa)
<解説>
*be able to 〜=can 〜 =〜できる
*draw=描く、絵をかく writeは、(字を)書く
「彼女は、上手に絵をかくことができます。」
彼女は→できます→かくことが→絵を→上手に
※goodは、文の途中に、wellは文の最後のほうに出てくることが、多いものです。
9、A:(アbag イI ウshall エcarry オyour カto) the room?
B:Yes, please.
<解説>
*Shall I 〜 ?=(私が)〜しましょうか?
「(私が、)あなたのバッグを部屋へ運びましょうか」 「はい、お願いします」
私が→しましょうか→運ぶ→あなたのバッグを→部屋へ
10、A:Where is your school?
B:It(アthe イis ウpark エand オbetween) the station.
<解説>
*between 〜 and ・・・・=〜と・・・・の間に
※ビトウィーンという歯ブラシは、歯と歯の「間」も磨けるということだと思います。
「あなたの学校は、どこにありますか?」 「それは、公園と駅の間にあります。」
それは→あります→間に→公園と駅の
11、The boy(アlistening イradio ウto エis オthe) my brother.
<解説>
*listen to 〜=〜(に耳を傾けて)聴く
「ラジオを聴いている少年は、私の兄(または弟)です。」
この文章で、重要な部分は、
少年は→です→私の兄(または弟)
ということなのですが、「ラジオを聴いている」というのは、どういう少年なのかの説明です
つまり、「ラジオを聴いている」は、少年の近く(ここでは後ろ)にきます。
少年→聴いている→ラジオを=ラジオを聴いている少年は→です→私の兄(または弟)
※The boy is listening to the radio・・・としたくなるのですが、
そういう心理を利用したひっかけです。
この場合、こうしてしまうと、後ろのmy brotherとつながりません。
12、A:It's very cold in this room!
I thought (アyou イclose ウI エto オasked) the window.
B:Oh! I'm sorry. I forgot it.
<解説>
*ask 人 to 〜=人に〜してくれるように頼む
「この部屋は、とても寒い! 私は、あなたに窓を閉めるように頼んだと思った(のだが・・)。」
「おお、すみません、わたしは、それを忘れていました。」
私は→思う(思った)→私が→頼んだ→あなたに→閉めることを(閉めるように)→窓を
13、A:You didn't do your homework yesterday. Why?
B:Just because I(アuse イdidn't ウknow エhow オto) my new computer.
<解説>
*how to 〜=〜のしかた
「あなたは、昨日宿題をしなかった。なぜ?」
「ちょうど、私は、私の新しいコンピューターの使い方をしらなかったからです。」
※ここでは、Just because 以降のことだけ説明します。
私は→知らない→使い方を→私の新しいコンピューターの
14、A:That teacher often tells the students to use a dictionary in his class.
B:Really? Then I'll (アa イto ウgood エhave オbuy) one.
<解説>
*oneは、一つという意味の他に、「人」「(前に出てきた名詞を表す)」などが重要です。
ここでは、one=a dictionary となります。
*have to 〜=must 〜=〜しなければならない
*classには、授業という意味もあります。
「あの先生は、学生に、授業で辞書を使うと、しばしば言っています。」
「本当? それでは、私は、良いもの(辞書)を買わなければならないだろう。」
※「しかし」、「そして」、etcの接続詞は、文の先頭にくることが多いものです。
それでは→私は→だろう→〜しなければならない→買う→良いもの(辞書)を
15、A:Will you(アanother イhave ウof エtea オcup) ?
B:Sure.
<解説>
*Will you 〜 ?=〜してくれませんか?
※あなたは、〜するつもりですか?という意味になることもありますが・・・。
*a cup of 〜=(カップ)一杯の〜
another cup of 〜=もう一杯の〜
「もう一杯紅茶を飲んでいただけますか(もう一杯紅茶は、いかがですか)?」
「承知しました。(お願いします)」
〜してくれませんか→飲む→もう一杯の紅茶を
16、Those people (アof イoff ウKeiko エseeing オthe カfront キin) hotel are her parents and sisters.
<解説>
*see 人 off =(人を)見送る
*in front of 〜=〜の前
※英文の後ろのほうに、areがありますよね。
実は、その前までが、主語(主部)になっています。
つまり、「・・・・・・・・は、彼女の両親と姉妹です。」ということになります。
「ホテルの前でケイコを見送っている、それらの人々は、彼女の両親と姉妹です。」
重要な部分は、
それらの人々は→です→彼女の両親と姉妹
となりますが、「ホテルの前でケイコを見送っている」という部分は、「それらの人々」が、
どういう人々なのかということの説明です。
ですから、「それらの人々」の近く(この場合では後ろ)にくることになります。
それらの人々→見送っている ケイコを→前で→ホテルの
=ホテルの前でケイコを見送っている、それらの人々は→です→彼女の両親と姉妹
17、何千人もの人々がその戦争で死にました。
(アwere イthe ウthousands エpeople オwar カkilled キof クin)
<解説>
*thousands of 〜=何千もの〜 (thousand=千)
※killedという単語があります。killは「殺す」という意味ですから、
「死にました」は、「殺されました」ということだと、推測できます。
これって、受身(be動詞+過去分詞)ということですよね。しかも、過去形の。
「何千人もの人々が、その戦争で殺されました。」
何千人もの 人々は→殺されました→(中で)→戦争の
※「何千人もの」というのは、「人々」が、どういう人々なのかという説明です。
ですから、「人々」の近くにくるのは、いいとしても、ここでは、前にきていますよね。
説明が、その単語の前にくるかの、後ろにくるのかは、
説明部分の長さ(単語の数)によって、決まってきます。
例:
走っている少女=a running girl
グランドを走っている少女=a girl running on the ground
という感じになります。
18、この時計はどこか故障しているのですか。
(アanything イthis ウthere エwith オis カwrong キwatch) ?
<解説>
*There is something wrong with 〜=〜にはどこか故障がある(〜は故障している)
Something is wrong with 〜 も同様の意味になります。
※疑問文や否定文では、somethingが、anythingになります。
「この時計には、どこか故障がありますか?」
どこか故障がありますか→この時計には、
※疑問文ですから、Isが先頭にきますよ。ご注意を。
19、年輩の人たちはしばしば新しいことをするのを恐れます。
(アoften イthings ウolder エare オtrying カof キnew クpeople ケafraid)
<解説>
*be afraid of 〜=〜を怖れる (be afraidだけで使われることもありますが、意味は同じです)
※しばしば(often)、時々(sometimes)、いつも(always)などは、
be動詞があれば、その直後に、一般動詞があれば、その直前にきます。
「年輩の人達は、しばしば新しいことをするのを怖れます。」
年輩の人達は→しばしば 怖れます→するのを→新しいことを
20、このかぜをひいてから2週間になります。
I've(アtwo weeks イa cold ウhad エfor).
<解説>
*have a cold=catch cold=風邪をひく
*I've=I have ですから、このhaveが「持つ」という意味でなければ、
現在完了(have+過去分詞)である可能性が大きくなります。
「私は、2週間、(ずっと)風邪をひいています。」
私は→(ずっと)ひいている→風邪を→〜のあいだ→2週
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