超苦手克服講座 英語編
導入編
11.間接疑問文、接続詞
いよいよ、導入編も、最後になりました。
あとは、語彙(単語・熟語)を、増やしていき、問題演習(市販の問題集などで)を行うことによって、英語力は、さらに、ついていくものだと思います。
間接疑問文
「これは、何ですか?」
というのは、通常の疑問文ですが、
「あなたは、これが何なのかを、知っていますか?」
「私は、これが何なのかを知っています。」
となると、間接疑問文ということになります。
英文にすると、
What is this ?
Do you know what this is ?
I know what this is.
となります。
間接疑問文のポイントは、
@文の途中に、疑問詞がある。
(通常の疑問詞のある疑問文では、疑問詞は先頭にくる。)
A疑問詞の後ろは、疑問文の形(語順)には、ならない。
(上記の例では、isとthisの語順が、異なりますよね。)
We don't know when she will come.
「私たちは、いつ彼女が来るのか、知らない。」
Can you tell me where the station is ?
「あなたは、どこに駅があるのか、私に、言うことができますか。」
(=「駅が、どこになるのか、教えてください」ということです。)
Do you know what time he gets up ?
「あなたは、何時に彼が起きているのか、知っていますか。」
間接疑問文は、語順が通常の疑問文とは、違うということと、
訳ができれば、OKです。
接続詞
これは、きちんと訳せれば、十分です。
「and」=〜と・・・と、そして
She likes a dog and a cat.
「彼女は、犬とネコが好きです。」
We went to school and studied English.
「私たちは、学校に行った、そして、英語を勉強した。」
(=「私たちは、学校に行って、英語を勉強した。」
「or」=それとも
Does she like a dog or a cat ?
「彼女は、犬が好きですか、それともネコが好きですか。」
「but」=しかし
We aren't rich, but are happy.
「私たちは、金持ちではない、しかし、幸せです。」
「because」=なぜならば
I like you, because you are very kind.
「私は、あなたが好きです、なぜならば、あなたは、とても、親切だからです。」
「when」=〜のとき
※疑問詞として、使われるときは、「いつ?」という意味になります。
「いつ?」と訳すと、おかしい場合には、「〜のとき」と考えてください。
I liked swimming when I was young.
「私は、若かったとき、泳ぐことが好きだった。」
「if」=もし〜ならば
If you are free, let's play tennis.
「もし、あなたが、暇ならば、テニスをしに行きましょう。」
まとめ
@間接疑問文は、疑問詞が文の途中にくる。
A間接疑問文は、通常の疑問文の形(語順)にならない。
B接続詞は、訳せれば、OK。
おまけ
導入編最終回ということで、おまけです。
間違えやすい動詞の代表例をあげておきます。
「look」
:これは、「見る」という単語だというのは、知っていると思います。
この意味の他に、「見える」というのもあります。
She looks very young.
「彼女は、とても、若く見える。」
これは、「見る」と訳すと、変な日本語になってしまいますよね。
「like」
:代表的な意味は、もちろん、「好き、好む」ということです。
あと、「〜のように、〜のように」という意味でも、よく使われます。
He swims like a fish.
「彼は、魚のように、泳ぐ。」
そして、この2つを合わせた、「look like」=「〜のように見える」として、使われることもあります。
This stone looks like an egg.
「この石は、タマゴのように見える。」
「last」
:これは、「最後の」という意味が、頭に刻み込まれていることと思います。
ただ、実際に、よく使われるのは、「この前の、一つ前の」という意味のほうです。
I studied English last night.
「私は、昨夜、英語の勉強をした。」
last nightを、「最後の夜」としてしまうと、ちょっと違った意味合いの文章になってしまいますよね。
last night=「昨夜」というように、熟語として、覚えておいても、かまわないとは、思います。
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